2003年、サブマリーナー誕生50周年を記念して発表されたRef.16610LV、通称「グリーンサブ」。ロレックスのコーポレートカラーであるグリーンをベゼルに採用し、同社の記念モデルにグリーンを採用する先駆けとなった。また、同時期に生産されていたサブマリーナー/Ref.16610と基本スペックは同じであるが、時分針とインデックスが大型化され、視認性の向上が図られている。因みに、リファレンスの「LV」とは、フランス語のグリーンベゼル(Lunette Vert)を意味している。2010年に後継機種Ref.116610LVが発表され、わずか7年で生産を終了したが、後継機種はダイヤルにもグリーンが採用されたため、「黒文字盤×グリーンベゼル」という初代だけのカラーリングを好むファンも多い。